黒ヴェル誕生の大まかな流れ

黒ヴェルは全並行世界のヴェルの負の感情から形成されて、人の形で本編のDecayed Worldに具現化した存在。

具現化した時期はナナシの死により厄災が終わった頃。

ある街で突然彼は具現化した。自分が誰なのかここはどこなのかわからない。

近くの建物の鏡を見ると、自分の姿が僅かに写った。

しかし、それが自分なのかどうか確信が持てない。とりあえず「自分ってこんな顔なのか」と認識する。

フードを深く被り街を散策する。

すると、エマとヴェルが横を通り過ぎていった(ヴェルがエマを追いかけていた)。

ヴェルが視界に入った瞬間、自分と同じ顔で目を疑った。

それと同時に全ての並行世界のヴェルの記憶が脳内に流れ出し、自分が何者なのかを理解した。